みなさまはじめまして。
わたぬきです。
懐かしくないですか?
『星降る夜に、また会おう。』
幻奏のフイルムの中での一言です。
あれから約1年。
ずっと書きたかったけど、書けませんでした。
書くのが怖くなっちゃって。
あれからよく晴れた日の夜、星が瞬く空を見て「泉くんに会えないかな」と思っています。
『星降る夜に、また会おう。』
もですが、
『生まれながらのスターで
俺にはその力があって
きっと俺はそのために生まれてきた』
この言葉はすごく納得しつつ、残酷でした。
泉くんと星輝ちゃんは同じ人で、別の人なのに。
どこか重ねてしまう自分が悔しいです。
脳の奥底を鈍器で殴られたような気持ちです。
星輝ちゃんは本当にアイドルになるために生まれてきた。
たくさんの人に愛されている。
歌って、ダンスして、ローラー履いて、アクロバットもできて、おしゃべりもできて、アートにも強い。
振り付けや構成もできて、お話もできる。
できることがたくさんあるのに、どうしてもっと大人は星輝ちゃんを見つけてくれないんだろう。
幻奏のフイルムの時は特に私がそう思っている時期でした。
どうやったらもっと見てもらえますか?
どうやったらもっとお仕事もらえますか?
どうやったらもっと、1秒でも長くテレビに映りますか?
どうやったら少しでも前で踊れますか?
どうやったら……
お願いします。私ができることは全力でやるから。
そんな気持ちでいっぱいでした。
そんな時に見て。
『生まれながらのスターで
俺にはその力があって
きっと俺はそのために生まれてきた』
の言葉は私には受け止められないくらい重たく感じました。
星輝ちゃんはアイドルになるために生まれてくれたんだね。
星が輝くなんて名前、スターになるために生まれてきた名前だよね。
みんなに愛されるために生まれてきたね。
その時にあらためた気づきました。
星輝ちゃんは星輝ちゃんの思い描く「アイドル」になってほしいし、「アイドル」に縛られた生き方をしてほしいくない。
それから1年、正直「どうしたら」の気持ちはあまり変わっていません。
1人でも多くの人に星輝ちゃんを知ってほしいし、1人でも多くの人に好きになってもらいたい。
変わりありません。
でも、1年前からほんの少しだけ考え方が変わったと思います。
それはきっとよく晴れた日の夜。
星降る夜に泉くんが来てくれるから。
幻奏の時、私はもう大きな決心をしなければならないことはわかっていました。
泉くんに会って決心しました。
今は後悔していません。
私の人生の正解に導いてくれてありがとう。
あそこで泉くんに会っていなければ、きっと迷っていたと思います。
今日はあいにくの曇り空っぽいです。
肌で感じる空気は気持ちいいけど、星は見えません。
泉くん。星輝ちゃん。
星降る夜に、
また会おう。